なぜ、クスノキ街路樹は枯れたのか?

 日射しの強い夏の日、木陰に涼んで樹木(緑)を頼りにした思いを忘れないで下さい。樹木は大気浄化作用を持っているのです。
①2017年8月13日  熊本市東区 国道57号線 クスノキ街路樹の件
植栽後40年のクスノキ(樹高12m・幹周約1.5m・枝張6m)が2016年の夏頃から突然枯れ始めました。2017年に新芽が多芽矮小であることが観察されました。この症状も薬物投与・注入によるものと推察されます。さらに根元幹にドリルで開口された痕があり、6本が被害を受けて、内5本は伐採されました。
①2018年7月12日  八代市臨港線で集団枯死の件
 約35本以上のクスノキが枯れ始めており、生育障害が発生しています。新芽は多芽で矮少化しており、通常の萌芽とは異なり多くが生育不良です。これらの症状から薬剤投与(除草剤など)による生育障害ではないかと考えられます。これらの症状から集団枯死は薬物による傷害の可能性が高いと考えています。
矮小化した多芽性の新梢(八代市)

矮小化した多芽性の新梢(八代市)

異常な新芽・生育不良(八代市)

異常な新芽・生育不良(八代市)

連続して枯死状態の街路樹(八代市)

連続して枯死状態の街路樹(八代市)

新緑もバラバラに発生(八代市)

新緑もバラバラに発生(八代市)