熊本日日新聞の8月8日の朝刊で、「わたしを語る」京都大学名誉教授 山室信一氏がシンボルツリーの白川小の大エノキが生き証人として紹介しています。このエノキは大きな空洞があり倒木の可能性があり危険木として伐採する計画でしたが、校長先生・卒業生の要望があり延命措置をとるように依頼があり、今年の1月に倒木し難いように治療しました。さらに8月10日の朝刊にも子供たちと触れ合っている写真が掲載され、大エノキは白川小のシンボルツリーとして大切にされていると感じられます。その時の記事を添付します。
現在は腐朽部からコフキタケ(子実体)が発生しているなど治療は継続です。土壌改良して根量を増加して倒木に耐える根力をつくることから養生します。今年の夏は異常な豪雨で記録的なもので、養生管理の仕方は毎日変化しますので、大エノキに寄り添いながらの介護になります。