熊本県指定天然記念物「兜梅」に会いに行きました!

平成30年3月2日

1589年11月に、木山弾正の奥方・京子の方が敵陣(加藤清正)へ騎馬武者として切り込みましたが、この梅の枝に兜をからませて身動きができず討ち死にしました。辞世の句として、「花は咲けども実は成らさず」という伝説があり、今も実は成りません。樹齢は500年と推測され、高さ3.0m、幅5.0m、長さ13.0mで臥竜梅とも呼ばれています。天草の歴史の生き証人でもあります。

RKKラジオの岡村さんの取材に、熱心に説明されている永田住職(浄土真宗東本願寺派 延慶寺)さん。今日は満開で、多くの観梅客が来場されていました。

兜梅は私が駆け出しの樹木医のころ、2000年~2002年に治療・回復した思い出の樹木の1本です。樹木医としての大切な師匠です。