九州地区樹木医講演会が、平成30年10月26日に鹿児島市で開催されました。翌日は、仙巌園・蒲生の大楠での研修会で約30名が参加。日頃の行いが良いのか?天気も晴れで桜島を背景にして楽しく研修できました。
蒲生の大楠では、特別な許可を受けて根元周辺の立ち入り禁止区域や空洞部内に入らせていただき内部の様子を見学できました。内部は腐朽部の状態などを観察するために足場用として設置されていました。姶良市教育委員会・地元樹木医さんの説明もあり有意義な研修を受けました。大変お世話になり、ありがとうございました。本当に感謝です!!
仙巌園・尚古集成館も見学しました。
ヤクタネゴヨウ(マツ科)は、屋久島・種子島に分布している珍しい樹木です。
先月に、老樹は腐朽率70%の理由から伐採されました。これは建物を守るために仕方がなかったそうです。切断面から樹脂が多量に出るのも特徴の一つです。ナタオレノキ・バクチノキ・ショウベンノキは分類学上の正式名称です。