平成30年5月5日に、再度「川棚の大楠」を訪れましたが、残念ながら樹勢はさらに衰弱しており、レイチェル・カーソン氏の“沈黙の春”みたいな雰囲気があり鳥肌が立つのを感じました。なぜ治療しないのか? できないのか?
大楠が枯死状態でも、国(文化庁)から治療の許可が下りず樹勢回復工事ができないと地元から聞いています。生きている時間がないのです、誰か許可できる方法を教えて下さい! 090-3736-0101
ここにも国指定という岩盤規制があり治療できないのは残念です(熊本にも同様の例がありますが・・・)。自分の責任につながるようなことは先延ばしにする、前例がないことはしない、他人の責任に転化しようとする、組織や立場として動き、見て見ぬふりをする、これらも人災の一例ではないでしょうか?
種田山頭火が「大楠の 枝から枝へ 青あらし」と詠みましたが、その面影はありません。山頭火が今の状態を見たら何と詠むのでしょうか?!