トウオガタマノキ(モクレン科)はバナナの匂いがします。紅花種は珍しい。
御代の栄は、ヒラドツツジの白妙とアザレヤの王冠を交配して作出された園芸品種です。
九州地方で「ヨドガワ」と呼ばれる大輪の赤い花のツツジは、今では「ヒラドツツジ」と改称されています。「ヨドガワ」の名前の由来は大阪の淀川の流域に自生していた物を植木市場(久留米市)に持ち込み、それを地名で呼んだからと言われています。このツツジ類はモチツジが多く、西日本海のキシツツジや沖縄地方のケラマツツジなども拡大して呼ばれ始めました。昭和30年代後半に田村輝夫博士が平戸島のツツジ類を学術研究して、その変異の豊かさに驚き、「花が大輪で園芸的価値の高い常緑性のツツジ類」をヒラドツツジと命名されました。