熊本県指定天然記念物 寂心さんの樟

令和7年1月11日

新芽が赤く膨らみ始めている

新芽が赤く膨らみ始めている

新しい注連縄を幹周に張り付けている

新しい注連縄を幹周に張り付けている


令和7年の新年の神事 三宝大明神より出向

令和7年の新年の神事 三宝大明神より出向

地元の安全祈願を毎年している

地元の安全祈願を毎年している


南側から撮影

南側から撮影

入口の参道

入口の参道



 県指定から国指定への格上げをお願いしてます。北迫住民の方々が毎月清掃などで御神木を清めています。乾燥や通洞組織の腐朽化による通水不全による樹勢の衰弱もあります。盛土を除去して通気を改良し、根元が擂り鉢状で貯水され、排水は下段の駐車場排水溝へとながしています。高温・強光・乾燥での養生管理は丁寧な潅水を心掛けました。朝早くから潅水しますが、時折黒ヘビが外出して根元周辺で小さな虫を食べているカエルを追いかける姿は自然生態的です。食物連鎖の頂点にヘビがここでは頂点かな?
 地山が浅い場所にありますので根系が深い土層に入りにくいので塊根状態になり浮き上がっています。それらの根系の形や姿が面白い形になっています。但し、根系にのって転ばないように・・・。


 幹周は土壌改良工事により17.1mに環境省から変更されています。地盤が低くなり計測位置が低くなり、幹周が大きくなっています。ピカス診断では、空洞・腐朽部が約70%あります。樹高30m・枝張り50mありますので、規格形状は国指定のクスノキ22本では、最大クラスです。
 根系については、塊根で芸術的な形になっています。何回見ても、飽きることはありません。人の踏み固めによる土壌については緊密化現象がありますがオーガーによる掘削で充分解消できると思われます。